【激レアさん】仙台三高:売店でのアイス販売をきっかけに生徒会制が復活!

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ご覧いただき、ありがとうございます。

この記事では、『【激レアさん】仙台三高:売店でのアイス販売をきっかけに生徒会制が復活!』について紹介します。

この記事では

  • 仙台三高の四権分立制
  • 売店でのアイス販売の問題点
  • 生徒会の必要性と努力
  • 四権分立制から生徒会制へ
  • アイス販売問題の解決

についてご紹介します。

7月8日の「激レアさんを連れてきた」では、仙台三高のアイス販売について紹介されました。

今回は、仙台三高アイス販売四権分立制について、ご紹介していきます。

それでは、ご一緒に『【激レアさん】仙台三高:売店でのアイス販売をきっかけに生徒会制が復活!』について見ていきましょう!

ぜひ最後までご覧ください。

目次

生徒会制から四権分立制に

https://sensan.myswan.ed.jp/facilities

宮城県にある仙台三高は、学生運動により四権分立制を導入しました。

仙台三高は、1963年に開校。

開校後、しばらくの間は生徒会長がいました。

しかし、生徒から

  • 「生徒会長制では権限が集中しがち」
  • 「より民主的な学校づくりを」

という声が上がり、以降は生徒会制は廃止され、「四権分立制」が導入されました。

四権分立制とは

四権分立制とは、以下の4つの機関からなる制度です。

  • 代議員会(各クラス代表からなる、議決機関)
  • 執行部(有志で運営する機関)
  • 監査委員会
  • 会計

それぞれの独立した機関であり、兼任することは許されていません。

代議員会は、議長をトップに、生徒総会への議案提出権を持ちます。

生徒の間から出た意見や提案を総会の議題とするか否か、議決することができます。

執行部は、総会で決められたことについて執行する役割を持ちますが、代議員会のような議決権はありません。

この制度は、生徒からの意見をより幅広く反映させることを目的としていました。

しかし、代議員会と執行部の2重構造のため、意思決定を行う際に、時間がかかります。

また、代議員会は各ホームルームから各期1名選出されますが、立候補し選出される人もいれば、押し付けられて選出される人もいます。

そのため、代議員の生徒の中でも、温度差があります。

執行部は、有志で参加しているため、モチベーションが高い人ばかり。

しかし、活動内容の決定権や提案権もありません。

仙台三高:売店でのアイス販売

https://www.meiji.co.jp/products/icecream/4902705125308.html

アイス販売問題勃発

仙台三高では、売店でアイスの販売を要望する声が、生徒たちから上がっていました。

しかし、校内の売店でアイスを販売するには、いくつかのハードルがありました。

  • アイスの入荷数が不安定で、購入したいときに購入できない
  • 売店の営業時間が限定されているため、放課後などには購入できない

なにか新しいことを始めるときに、「ネガティブ」なことばかり考える人がいます。

逆に、とりあえずやってみようと「ポジティブ」な考えの人もいます。

そのため、四権分立ではこのアイス販売問題について、話し合いがなかなか進みませんでした。

生徒会の必要性

2021年度前期の代議員会で、当時議長だった生徒が、四権の連携を強化することを決意。

その意志は、同年後期の代議員長となった後藤咲佳さんに引き継がれました。

後藤さんは、四権の連携を強化するため、他の三権と調整を行いますが、簡単ではありませんでした。

後藤さんは、四権分立での連携には限界があると感じ、生徒会制の復活に目指します。

生徒会制の復活

後藤さんは、四権分立を一本化し、生徒会の復活に成功します。

四権分立についての議論は、2、3年に一度起きますが、関心があるは一部の生徒のみ。

その他の生徒は無関心なため、四権分立の改革の運動が起きても、目立った成果にはなりません。

そこで、一般生徒への広報活動に取り組み始めました。

仙台三高では、生徒が一人ずつタブレットを所有しています。

後藤さんは生徒が所有しているタブレットに目を付け、広報活動の動画を制作。

動画は徐々に生徒に浸透し、生徒全体への広報活動に成功!

四権に携わる生徒たちの協力もあり、約半世紀ぶりの2022年5月に、生徒会制度が承認されました。

アイス問題の解決

要望が多かったアイス販売が始まり、生徒会活動も充実しました。

復活した生徒会では、早速生徒たちの要望が多かった、売店でのアイス販売に手を付けます。

アイス販売で問題となっていた、アイスの仕入れと売店の販売時間については、生徒たちが売店の運営に積極的に関与することで解決。

アイス販売による利益は、生徒会の活動資金として活用されるようになり、生徒会活動も充実する結果になりました。

仙台三高:売店でのアイス販売のまとめ

仙台三高では、開校当時には、生徒会制度が導入されていました。

その後、学生活動により、四権分立制度が導入されました。

四権分立制は約半世紀にわたり運営されてきましたが、生徒の希望である、売店でのアイス販売をきっかけに、生徒会制が復活。

現在も、生徒会制度の上で、学校内外の問題について、対応しています。

この記事では、『【激レアさん】仙台三高:売店でのアイス販売をきっかけに生徒会制が復活!』について紹介しました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

2024年3月から、ブログを始めました。
運送会社で働いていますが、
フリーランスになることを目標にしています。
このサイトでは、利用者に有意義な情報を発信できるように頑張ります。

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